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不動産の生前贈与とは?メリットについてもご紹介

2022/01/03
相続税の節税対策として、生前贈与を思い浮かべる方は多いでしょう。
不動産などの財産を贈る際には、なるべく税金の負担はかけたくありませんよね。今回は、不動産の生前贈与とそのメリットについてご紹介します。

▼そもそも生前贈与とは

生前贈与とは、生きている間に財産を誰かに贈る法律行為です。
贈る側、贈られる側の双方の合意で成立します。
ここでいう財産の一例は以下のとおりです。

・土地、不動産
・現金や預貯金
・有価証券(株式)

▼不動産の生前贈与のメリット

不動産の生前贈与のメリットは、あらかじめ指定した人に確実に不動産を渡せることです。
また相続税の節税につながる場合があることもメリットといえるでしょう。
相続税は財産が多いほど課税額が大きくなるので、あらかじめ贈与することで財産を減らし、相続税を抑えるというわけです。
ただし不動産の生前贈与には、不動産の登記手数料、登録免許税、不動産取得税などが発生するため、贈与税の方がかえって高くついてしまう場合もあるので注意しましょう。

▼不動産の生前贈与の手続きは専門家に相談を

不動産の生前贈与に必要な手続きは、贈与契約書の作成と名義変更の登記が主です。
贈与契約書には、誰に・いつ・何を・どのような条件で贈与するのかといった内容を載せます。
名義変更の登記申請は、贈与の際に司法書士に依頼するのが一般的です。
当事務所では、不動産の売買や贈与の手続きに対応しています。気になる方はぜひお気軽にご相談ください。