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遺産相続で必要な書類とは

2021/11/03
遺産相続の手続きは、必要書類が分かりづらく複雑だと言われています。
いざというときのために、スムーズに手続きができるよう、あらかじめどんな書類が必要なのか知っておきましょう。

▼市区町村へ提出する書類

・死亡届
まず最初に死亡届を提出しましょう。
遺産相続は死亡届を提出してからでないと始められません。

▼相続人確認で必要な書類

・戸籍謄本
相続人の確認を最初にしないと、遺産をきちんと分配できなかったり、のちに必要となる相続税申告が正しく行われない場合があります。
相続人を確認するためには、被相続人の戸籍謄本と相続人全員の現在の戸籍謄本を用意しましょう。

▼銀行口座の手続きで必要な書類

■遺言書がある場合
・遺言書
・被相続人の戸籍謄本
・口座の預金を相続する相続人の印鑑証明書
・遺言執行者選任審判書
・被相続人の通帳
・銀行所定の書類

遺言書の内容によっては、必要書類が異なる場合があります。
一般的に必要な書類は上記です。

■遺言書がない場合
・遺産分割協議書(ない場合もある)
・被相続人に戸籍謄本
・相続人全員の戸籍謄本
・相続人全員の印鑑証明書
・被相続人の通帳
・銀行所定の書類

▼相続登記で必要な書類
相続登記も、遺言書のあるかないかで必要書類が異なります。

■遺言書がある場合
・遺言書
・被相続人関係書類
・相続人関係書類
・固定資産税評価証明書
・登記申請書

■遺言書がない場合(法廷相続分割割合の場合)
・被相続人関係書類
・相続人関係書類
・固定資産税評価証明書
・登記申請書

遺産分割協議書の場合だと、上記と遺産分割協議書が必要となります。

相続の手続きに必要な書類は、種類が多く、集めるのに手間取ってしまうでしょう。
また、遺書があるかないかによって必要な書類も異なるので、なかなか手続きが進まいなんてこともあります。
当事務所では、遺産相続の必要書類に関する相談も承っているので、お困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。