定款とは？分かりにくい言葉を分かりやすく解説します！ | コラム | 茨城県水戸市 水戸駅【水戸駅南司法書士事務所】

定款という文字は見た事があってもはっきり意味は分かっていないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、定款という分かりにくい言葉を分かりやすく解説していきます。

▼定款とは

定款とは「ていかん」と読み、会社で定めている重要な決まりごとの事をいいます。
株式会社で定款を作成する場合は、発起人全員で作成する事になります。

発起人が署名か捺印をする事が必須であり、公証人の認証も必要です。合同会社で定款を作成する場合は、社員全員で作成する事になります。

▼定款に必要な事項

定款に必要な事項とはどのような物なのでしょうか。下記にまとめました。

■絶対的記載事項

定款には絶対に記載しなければいけない事項があります。例えば、目的や商号、会社の所在地といったものです。

■相対的記載事項

書かなくても定款にあまり影響はないが、書かなければ効力を発揮しないのが相対的記載事項です。

■任意的記載事項

書かなくても効力は発揮するが、あえて書くのが任意的記載事項です。定時株主総会の招集時期や事業年度のような物を任意的記載事項といいます。

▼定款をもっと詳しく知りたい方は

今回は、定款についてお伝えしました。定款には必ず記載しなければならない事項や、任意で記載する事項等が存在します。会社の決まりごととして定める定款からは、その会社の考え方が垣間見えます。

定款についてよくわからない事が、弊社にご相談下さい。