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認知症でも相続は可能?認知症の方が相続人になった場合どうする?

2021/03/15
認知症の方に相続が発生する場合、どのような扱いになるのか心配ですよね。そこで今回は、認知症の方の相続についてお伝えします。

認知症の方が相続人になった場合どうすればいいか疑問に感じている方はこのまま読み進めて下さい。

▼認知症の方でも相続は可能?

認知症の方でも相続する事は可能です。ただし、本人に判断能力がないので後述するような方法が必要となります。

▼認知症の方への相続の対処方法

認知症の方への相続はどのように対処すればいいのでしょうか。下記にまとめました。

■成年後見人制度を利用する

成年後見人制度とは、裁判所が認知症の方の相続について判断するにふさわしい人物を決める制度です。

この制度で決められた成年後見人は、認知症の相続人の代わりに遺産分割協議に参加する事も可能となります。

■家族信託

事前に準備が出来るのであれば、家族信託で認知症の方以外の方に家族信託を行い、信託契約で財産を管理運用してもらう方法もあります。

こうする事によって、認知症の方が判断しなくても大丈夫な準備が出来ます。

▼まとめ

今回は、認知症の方の相続についてお伝えしました。成年後見人制度を利用するか、家族信託の制度を利用して、認知症の方の相続を本人に変わってカバーする事になります。

水戸駅南司法書士事務所では、認知症の方の相続について詳しい司法書士が対応しています。認知症の方への相続が発生した場合や発生しそうな場合はお気軽にご相談下さい。