遺言書作成は誰に依頼すれば良いの？ | コラム | 茨城県水戸市 水戸駅【水戸駅南司法書士事務所】

遺言書は自分で作ることもできますが、正しい形式で作成しないと法的効力がなくなってしまいます。
できればプロに頼んで正しく作成したいものですよね。

今回は遺言書作成は誰に依頼すべきかを解説します。

▼遺言書作成を依頼できる専門家

遺言書作成を依頼できる主な専門家は、以下のとおりです。

・弁護士
・税理士
・行政書士
・司法書士

遺言書の内容や費用面によって、依頼先を変えると良いでしょう。

■遺言書作成を依頼する相手の選び方

比較的安い費用で遺言書作成をしたい方は、司法書士か行政書士に依頼することをおすすめします。
司法書士と行政書士は公的書類作成のプロですので、公正証書遺言の作成もスムーズに行ってくれます。
費用は7万円～15万円ほどです。

相続額が多く、相続税が心配な場合は税理士に依頼すると良いでしょう。
税理士は税務関係に精通していますので、節税の方法についてアドバイスを受けることもできますし、納税の手続きを任せることもできます。
遺言書作成の費用は10万円～50万円程度です。

相続にあたって親族間で何らかのトラブルが起きる可能性がある場合は、弁護士への依頼がおすすめです。
もし本当に紛争が起きた時に、代理人になることができるのは弁護士だけです。
起きうる紛争の内容を今から相談しておけば、いざという時にもスムーズに対応してもらえるでしょう。
遺言書作成費用は遺産の総額によって変わりますが、10万円～300万円ほどです。
数百万円程度の遺産であれば、30万円以内で済むことも多いです。

▼まとめ

遺言書が効力を発揮するのはご自身が亡くなった後です。
自分がいないところで親族が揉めることのないよう、信頼できる専門家のもとで遺言書作成を行ってください。