遺言書の検認とは？ | コラム | 茨城県水戸市 水戸駅【水戸駅南司法書士事務所】

これまでに遺言書に関するトラブルを経験したことがある、という方もいるのではないでしょうか。
遺言書には相続に関する大切なことが記載されていることが多いので、正しく扱わなければトラブルの原因になってしまうこともあります。
そんなトラブルを回避するために必要なのが、遺言書の検認です。
今回は、遺言書の検認について解説していきます。

▼遺言書の検認とは
遺言書の検認とは、遺言書を発見した人や遺言書を保管していた人が家庭裁判所に遺言書を提出し、相続人立ち合いの元で遺言書の内容を確認することです。
検認を行うことで、相続人に遺言書の存在を明確にさせることができます。

▼検認が必要な遺言書と不要な遺言書
遺言書には、自筆証書遺言・公正証書遺言・秘密証書遺言の3種類がありますが、この中で検認が必要になるのは自筆証書遺言と秘密証書遺言です。
公正証書遺言に関しては、偽造や改ざんされる心配がないので検認を行う必要はありません。

▼勝手に遺言書を開封すると罰則の対象になる
検認を行っていない遺言書を勝手に開封したり、手続きを進めてしまった場合は罰則の対象になるので注意しましょう。
相続手続きを進めるためには遺言書の検認が必要です。相続手続きをスムーズに進めるためにも、遺言書の検認を行うようにしましょう。

▼まとめ
遺言書の検認は、遺言書の存在を明確にしたりトラブルを防ぐために行うものです。
遺言書に関するトラブルを防ぎたいとお考えの方は、ぜひ弊社にご相談ください。